グリストラップとは
グリストラップとは、飲食店や給食センターなど、業務用の厨房に設置する設備のことで「グリーストラップ」「オイルトラップ」とも呼ばれます。油脂や生ゴミなどを含んだ汚水や排水を一時的に溜めて分離させます。
グリストラップは、食品を扱う厨房業務による汚水や排水を下水に流して発生した下水内の汚濁や汚染を防ぎます。
建築基準法、下水道法、水質汚濁防止法、保健所の営業許可基準の各規程では飲食店、給食センター、ホテル…など全ての食品調理を扱う業務の厨房にはグリストラップの設置が義務付けられています。
「除外施設(除害設備)」、「油水分離施設」とも呼ばれています。
石鹸化衛生方法
「石鹸化衛生工法」によるグリストラップ清掃は、グリストラップに溜まった廃油を石けん水に変えて清掃する、業務用厨房の清掃に適した画期的な洗浄方法です。
ウィルス、細菌の発生を防止し、産廃を出さない「安心・安全」の清掃方法で、様々な事業者様にお勧め致します。
- バキュームでも届かない汚れている部分がある・・・
- 洗浄剤や清掃剤を使っても分解されない・・・
- 高い費用を払って清掃をしても思ったよりきれいにならない・・・
など、従来の方法ではご満足いただけない方に是非
「石鹸化衛生工法」
でのグリストラップ清掃をご提案します!
石鹸化衛生工法の特徴
殺菌効果
食中毒の原因となるノロウィルスなどの病原性ウィルスや、O157、ノロウィルス、赤痢菌、レジオネラ菌、コレラ菌、ペスト菌などの病原性細菌の発生を抑制し、殺菌、滅菌の効果があります。
排水管つまり対策
グリストラップの掃除を怠ると排水管がつまりやすくなります。
清掃不足でつまりが悪化すると洗浄、交換、補修工事など、多くの費用がかかります。
石鹸化衛生工法でグリストラップ清掃を行うと、排水管づまりを予防し、メンテナンスコストの削減ができます。
異臭防止
石鹸化衛生工法では、専用の石鹸化剤を使用し、悪臭や害虫の発生を抑止します。
厨房内やその周辺の臭いの広がりを抑えます。
また、床の油汚れやヌメリ、ギトギトしたベタつきが無くなります。
作業時間短縮
グリストラップの清掃を石鹸化衛生工法で行うと、今まで掃除に費やしていた時間が大幅に短縮できます。
本来の厨房業務に専念しやすくなり、スタッフの作業負荷も軽減できます。
コスト削減
バキュームと比較し石鹸化する事により、産業廃棄物処理費を抑える事ができ、清掃コスト削減につながります。
環境負荷低減
廃油が無害な石鹸水になり、水質の汚濁、汚染を防止します。
油脂汚泥(スカム)は産業廃棄物として処分する必要がありましたが、石鹸化衛生工法でグリストラップを清掃すると、油分がなくなる為、一般廃棄物として処分できます。
※石鹸水は水生生物の餌の成分となり、人体に無害です。
石鹸化衛生方法の流れ
ハンディタイプの「グリストラップ清掃専用機械(ポンプ)」でグリストラップ内の廃油や水を吸引し、そのポンプ内で「専用の石鹸化ケミカル剤」を混ぜ、強力に混ぜ合わせることで、鹸化反応(加水分解)を発生させ、石鹸水を作り再度グリストラップ槽内に戻します。この繰り返しで、グリストラップ内の廃油が無くなり石鹸水に変化します。
この石鹸水で槽内を洗浄し、排水することで排水管の詰まりを抑制します。
洗浄剤を入れても油と水が分離したまま排水されるため、排水管に油脂やカルシウムが付着してつまりの原因となってしまいます。また、この従来の乳化法による洗浄は下水道局、阻集器工業会は認めていません。
廃油が石鹸水になり、排水管に付着している油脂を除去しながら排水できます。
石鹸水なので水をよごさず、水質汚染対策ができ、さらに産業廃棄物処分に際してのCO2排出量の削減にもつながります。
石鹸化衛生工法でコスト削減!
石鹸化衛生工法でグリストラップ内の油、悪臭を解決し、異臭・害虫発生対策、作業時間短縮、排水管詰まり防止、環境負荷低減、コスト削減の効果が期待できます!
写真で見る効果(事例)
汚れがひどいグリストラップ・オイルトラップも、石鹸化衛生工法の清掃でピカピカになります!
排水管清掃でお悩みの方へ
下記のような事でお困りではありませんか?
「石鹸化衛生工法」
で解決できます!
- ニオイがきつい
- 「臭いニオイが気になる」「悪臭で掃除がやりずらい」「近隣からニオイの苦情が来る」
- 掃除が大変
- 「スタッフでは掃除が大変」「業者に頼んでもあまり効果がない」「掃除費用があまりかけられない」
- 衛生的でない
- 「悪臭のせいでゴキブリ、ハエなどの害虫が発生する」「施設の衛生面が心配」「飲食店だからこそ客席に害虫が出てはいけない」「ウィルスや細菌の不安があり、食中毒にならないか心配」
対応エリア
東京・千葉・埼玉・神奈川・茨城・栃木・群馬 で対応いたします。
他の清掃方法との違い
他の清掃方法との違い
グリストラップ清掃には、最もコスト削減効果や安全面、衛生面に適している「石鹸化衛生工法」の他に、油脂などの沈殿物を汲み取る「バキューム汲み取り」、グリストラップ内にバクテリアを入れて廃油を科学的に処理する「バクテリア方式」、グリストラップ内にオゾンを発生させ殺菌する「オゾン方式」などがあります。
しかし、こびりついた汚れや油脂があまり落ちず配管つまりが発生したり、人体に対して安全ではなかったりします。
また、初期費用(約30万円~)が高額でや都度の施工費用も安価ではない場合があります。
それに対し、
「石鹸化衛生工法」
は、初期費用0円で、施工費用も9,000円~となっており、下記の点から効果バランスと清掃コスト削減に最も適した清掃方法です。
清掃工法別比較
排水管洗浄
厨房内の排水管には、毎日の排水で油汚れ、食べ物のカス等が流れていきます。
油汚れは冷えて固まり、そこへ食べ物のカスが蓄積され、最終的に排水管の詰まりや繁殖した雑菌による悪臭が発生してしまいます。
トラブルになる前に、定期的な清掃をお勧めします。
G-TRAP HELPERの排水管洗浄
高圧洗浄
流し台等の排水口(排水桝)からノズルを差し込み、高圧洗浄機で水を噴射し、その水圧で汚れや詰まりを洗い流します。
簡易排管洗浄
ポータブルできる小型の高圧洗浄機で水を噴射し、その水圧で汚れを洗い流します。
トーラー(業務用ワイヤーブラシ)
排水管内の頑固な詰まりには、トーラーと高圧洗浄を兼用します。
固くなってしまい汚れに対し、ワイヤーブラシを回転させながら押し込み、頑固な汚れをかき落とします。
フード・ダクト清掃
フードとは、厨房内に設置された換気扇とその周りを囲っているカバーのことを言います。
そしてダクトは、換気扇から入ってきた煙や空気を排出するものをさします。
フードに油などの汚れが溜まってしまうと排気機能が低下するため、厨房内に油煙によるベタつきが発生します。
また、フードに付着・蓄積された油汚れが垂れ落ち、料理に混入してしまケースもございます。
最悪、付着した油汚れやホコリに炎が引火して火災が起きてしまうといったこともございます。
都道府県によっては、条例で義務付けされている場所もございますので、定期清掃をご検討ください。
厨房機器・什器洗浄
店舗内・厨房内に設置されている什器は、美観及び衛生面を考えて清掃が必要となります。
厨房機器周りの油汚れや吹きこぼし等は落ちにくいため、その分時間を要します。
業務に支障が出る前に、プロにお掃除を任せてはいかがでしょうか。
厨房内
厨房機器、冷蔵ケース、食材保管庫、食器棚、調理台、シンク、グレーチング、オーブン、ガスレンジ 等
店舗内
カウンターテーブル、椅子、レジ台、メニューボート 等
サイズ(リットル) | 初回対応価格 | 定期価格 | 初回作業時間 | 定期作業時間 |
---|---|---|---|---|
~25 | 10,000円 | 15,000円 | 2.0h | 1.5h |
25~50 | 15,000円 | 20,000円 | 2.0h | 1.5h |
50~75 | 15,000円 | 25,000円 | 2.5h | 2.0h |
75~100 | 15,000円 | 28,000円 | 3.0h | 2.5h |
100~ | 要調査後・お見積り提出 |
- グリストラップ清掃は、グリストラップの洗浄と排水管洗浄(高圧洗浄)のセットとなります。
- 汚泥の処理等、清掃外の諸経費は別途となります。
- 定期清掃(月1回)の料金となります。
害虫防除
飲食店を営む上で、ゴキブリやねずみ等の害虫はとてもやっかいな存在です。
一時的に薬剤等で駆除したとしても、発生源や侵入口など原因を解明しなければ永遠に繁殖し続けます。
2021年6月より、これまでの一般的衛生管理に加えて、飲食店に「HACCP」にそった衛生管理法が義務化され、今まで以上に、飲食事業の方々に衛生面で求められ負担が増えました。
これを機に、ゴキブリ・ねずみ対策について見直してみてはいかがでしょうか。
洗剤販売
クリーニングのプロが使用している洗剤を販売しています。
食器洗浄機用洗浄剤
液体タイプ
固形タイプ
新型コロナ対策洗浄剤
液体タイプ
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